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2014.07.22

階段のプランニング

階段.JPG

二階建ての家には必ず階段がありますね(当然ですが・・・)

昔の家の多くは玄関があってホールがあってそこに階段がありました。

このプランニング、絶対ダメではないですが部屋間の温度差が生まれやすいんです。

窓の配置にもよりますが通風計画も難しくなり、冷暖房費がかさみます。

また廊下も必要になり、床面積も増えてしまう傾向にあります。

 

近年の家づくりはコンパクトな設計で高気密高断熱、かつ通風を確保し快適性を熟慮しています。

こうなると階段の配置がキモになります。

実は階段は人が上り下りするだけのためではないんです。

階段は上下階の空間が連続しているため光や風が通ります(吹き抜けも同様)

プランニングによっては光を取り込んだり、こもった熱を排出することもできます。

ただの通路としての階段ではなく快適な家になるための階段。

いい家にはいい階段が必須です。